持ち味

緩和ケアボランティアに伺う時は、なるかたけ受けていただける機会が増えるようにと、他のボランティアの方のいない日に伺う事が多いのですが、今回は某理系大学の大学生さんと一緒になりました。「夏休みだから、回数増やしてます^^」と。そして「僕はマッサージはできないので、今日はお茶は僕が担当しますから、マッサージの専念してくださっていいですよ」とも言ってくれました。
 お言葉に甘えてこの日は、トリートメントに専念。普段よりゆったり、そしてご家族の方にも受けていただくことができました。入院なさっている方はもとより、ご家族の方に受けていただくと、普段一生懸命サポートをしている方々なので、お疲れの面もありますし、何よりご家族の方がトリートメントを受けている姿を見ている入院なさっている方が見ているまなざしがとても優しいのです。「あー、気持ち良かった」というご家族の言葉に、とっても嬉しそう
看病される側・看病する側双方に、甘やかな香りの中優しい時間が流れます。
 こんな時間がもっともっと取れるといいなぁ。
入院なさっている方・看病をなさっている方が気軽にトリートメントが受けられる病院併設でトリートメントが受けられる場所ができればいいなぁと思います。
 そーしたら、診察の順番待ちの時間などに対応できますものね。いつかそんな日が来たらいいなと思います。

 そして、優しいイケメン君がお茶を入れてくれるカフェもね
 丁寧にお茶をいれて、穏やかにお話しながら病室を回る大学生のボランティア君を見て、日本の未来もちょっと明るいかなぁーと思った日でした